Xpeira V LT25iにも、とうとうAndroid 4.3(ビルド番号 9.2.A.0.295)がリリースされましたね。
ftfも出回ってきましたので、早速うちのAXにも入れてみました。
そういうわけで、その導入手順を簡単に説明します。
一旦Vにすると、元の環境に戻すのが非常に大変です。そのあたり自力で何とか出来る方のみ読み進めてください。ノーフォロー、ノーサポートということでお願いします。
その後9.2.A.1.199にアップデートされています。こちらの記事を参照してください。
前提は以下です。
・トラブっても自力で復旧できること(つまり自己責任)
・元のAXの環境(ftfやバックアップ)を作成してある等、いざという時に備えてあること
・元のAXはroot取得、CWM導入済みであること
・私はAX→Vで検証していますが、GX→TXでもイケたとの報告がありました
また、本来のV(4.1.2→4.3へのバージョンアップ)でもイケるそうです
■必要物資
・Xperia V LT25i 9.2.A.0.295のftf
(「LT25i ftf 9.2.a.0.295」等で検索してみてください)
・Flashtool(当記事執筆時点で最新は0.9.14.0)
・cwm_prerooted_V_9.2.A.0.295.zip
■導入手順
1.Xperia Vのftfから、kernel.sinとsystem.sinを取り出す。
※ftfは単なるzipです。ftfをあまり触ったことがなければ、拡張子をzipに変えてみましょう。
2.Flashtoolを起動し、メニューの「Tools」→「Sin Editor」をクリック。
3.「Sin file」の欄に先ほど抜き出した「kernel.sin」を指定し、「Extract data」をクリック。
kernel.sinと同じフォルダに「kernel.elf」が生成されます。
(「partinfo」という拡張子のファイルも出来ますが、無視して良いです。)
4.引き続き、「Sin file」の欄に「system.sin」を指定し、「Extract data」をクリック。
system.sinと同じフォルダに「system.ext4」が生成されます。
5.「cwm_prerooted_V_9.2.A.0.295.zip」のzip内に、kernel.elfとsystem.ext4を追加。
6.端末の内部ストレージかSDカードに、上記zipをコピー。
7.端末をCWMで起動し、上記zipをインストール。
8.再起動。
■AXにVの4.3を入れて変わること
・SDとかのパスが変わった
内部ストレージ → /storage/sdcard0
外部SDカード → /storage/sdcard1
USBメモリ等 → /storage/usbdisk
アプリによっては、設定し直さないといけませんね。
・ステータスバー、ナビバーが透過してた
・スタミナモードとかがあった
ホワイトリスト方式のようです。
・クイック設定がカスタマイズできるようになってた
通知領域上部のあれ、トグルスイッチの部分がカスタマイズできます。
設定→画面設定→クイック設定ツール、ですな。
・エフェクトがちょっとかっこよくなってた
・若干ヌルサク度が増した気がする
・POBox Touch 5.4 → 6.2
個人的にはちょっと微妙かと…。
・フォントが変わった(気がする)
海外ファームですので、もちろんおサイフ・ワンセグ・赤外線は使えなくなります。
■Vのファーム導入後のCWMインストールについて
CWM6-cDM_v2.5は/systemがマウント出来ないとの報告があります。
→2014/2/19 修正してみたものをvfixとして公開しました。
→2014/2/21 さらに修正、vfixでバックアップフォルダ名の日付時刻がGMTになってしまう不具合を解消しました。
CWM6-cDM_v2.5_vfix2.zip
CWM6-cDM_v2.5_vfix2.zip(ミラー)
※本来のV(LT25i)でも使えたそうです。
※TX 4.3でも動いたとのことです。
※AX 4.1.2等にこれを入れても特に害はありません。
■気になること
今までのXperia(Android 4.0以降)だと、ric対策というものをしないと/systemをrwでリマウントした際に再起動がかかってしまうのですが、今回はなぜかric対策をしなくても、/systemのrwリマウントが(リブート無しに)出来てしまいました。
ただ、私の環境でだけかもしれませんので、もしリマウントでリブートかかる方がおられたら教えてください。
ftfも出回ってきましたので、早速うちのAXにも入れてみました。
そういうわけで、その導入手順を簡単に説明します。
一旦Vにすると、元の環境に戻すのが非常に大変です。そのあたり自力で何とか出来る方のみ読み進めてください。ノーフォロー、ノーサポートということでお願いします。
その後9.2.A.1.199にアップデートされています。こちらの記事を参照してください。
前提は以下です。
・トラブっても自力で復旧できること(つまり自己責任)
・元のAXの環境(ftfやバックアップ)を作成してある等、いざという時に備えてあること
・元のAXはroot取得、CWM導入済みであること
・私はAX→Vで検証していますが、GX→TXでもイケたとの報告がありました
また、本来のV(4.1.2→4.3へのバージョンアップ)でもイケるそうです
■必要物資
・Xperia V LT25i 9.2.A.0.295のftf
(「LT25i ftf 9.2.a.0.295」等で検索してみてください)
・Flashtool(当記事執筆時点で最新は0.9.14.0)
・cwm_prerooted_V_9.2.A.0.295.zip
■導入手順
1.Xperia Vのftfから、kernel.sinとsystem.sinを取り出す。
※ftfは単なるzipです。ftfをあまり触ったことがなければ、拡張子をzipに変えてみましょう。
2.Flashtoolを起動し、メニューの「Tools」→「Sin Editor」をクリック。
3.「Sin file」の欄に先ほど抜き出した「kernel.sin」を指定し、「Extract data」をクリック。
kernel.sinと同じフォルダに「kernel.elf」が生成されます。
(「partinfo」という拡張子のファイルも出来ますが、無視して良いです。)
4.引き続き、「Sin file」の欄に「system.sin」を指定し、「Extract data」をクリック。
system.sinと同じフォルダに「system.ext4」が生成されます。
5.「cwm_prerooted_V_9.2.A.0.295.zip」のzip内に、kernel.elfとsystem.ext4を追加。
6.端末の内部ストレージかSDカードに、上記zipをコピー。
7.端末をCWMで起動し、上記zipをインストール。
8.再起動。
■AXにVの4.3を入れて変わること
・SDとかのパスが変わった
内部ストレージ → /storage/sdcard0
外部SDカード → /storage/sdcard1
USBメモリ等 → /storage/usbdisk
アプリによっては、設定し直さないといけませんね。
・ステータスバー、ナビバーが透過してた
・スタミナモードとかがあった
ホワイトリスト方式のようです。
・クイック設定がカスタマイズできるようになってた
通知領域上部のあれ、トグルスイッチの部分がカスタマイズできます。
設定→画面設定→クイック設定ツール、ですな。
・エフェクトがちょっとかっこよくなってた
・若干ヌルサク度が増した気がする
・POBox Touch 5.4 → 6.2
個人的にはちょっと微妙かと…。
・フォントが変わった(気がする)
海外ファームですので、もちろんおサイフ・ワンセグ・赤外線は使えなくなります。
■Vのファーム導入後のCWMインストールについて
CWM6-cDM_v2.5は/systemがマウント出来ないとの報告があります。
→2014/2/19 修正してみたものをvfixとして公開しました。
→2014/2/21 さらに修正、vfixでバックアップフォルダ名の日付時刻がGMTになってしまう不具合を解消しました。
CWM6-cDM_v2.5_vfix2.zip
CWM6-cDM_v2.5_vfix2.zip(ミラー)
※本来のV(LT25i)でも使えたそうです。
※TX 4.3でも動いたとのことです。
※AX 4.1.2等にこれを入れても特に害はありません。
■気になること
今までのXperia(Android 4.0以降)だと、ric対策というものをしないと/systemをrwでリマウントした際に再起動がかかってしまうのですが、今回はなぜかric対策をしなくても、/systemのrwリマウントが(リブート無しに)出来てしまいました。
ただ、私の環境でだけかもしれませんので、もしリマウントでリブートかかる方がおられたら教えてください。